ナードマグネット , craft rhythm temple & The denkibran presents MISOJI CALLING 2015

MISOJI CALLING 2015 特別対談4

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MISOJI CALLING 2015 特別対談4

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前々回前回に引き続きのMISOJI CALLING2015出演バンド紹介対談。これで最後です!!早速どうぞ!!

WOMCADOLE

― 一般的には閃光ライオットで有名になった滋賀のバンド

須田 「滋賀なんですか!あら同郷……こないだ地元のB-FLATでやってたなあ……」

― 最初、フツーの10代のバンドかな…と思ってたんですが、Vo.の声が抜群に良くて。演奏も熱い感じ!そこにBaのシュンゴが加わった結果、すごくライブの本数が増え始めて(笑)。良いバンドになってきてますよね。若手だし、ちょっとこういうイベントをガサっと盛り上げてほしいなーと!

倉坂 「結構、骨太なライブをしてますよね。アー写とかの雰囲気がかっこいいから、チャラチャラしてる風に見られる事もあるかもだけど、実際にライブを見たら、男臭い、硬派な感じ…。今は女の子のファンが多いけど、後々はもっと男の子が『うおー!』って言うようなバンドになっていくかも!」

―ネクストブレイク的期待枠です!

倉坂 「うん。売れそう!」

古迫 「(ライブ動画を見て)ドラム上半身裸ですね…、これデフォルトですか?」

― それはライブ見てのお楽しみってことで(笑) 関西も動員あるけど、いまだともしかしたら東京の方が人気あるのかもね

古迫 「若い女の子が好きそうなバンドだなあ…」

倉坂 「って印象で、ライブを実際に見てみたら、骨太だった!」

古迫 「…みたいなんで、ライブ楽しみっす!」

須田 「今の邦楽ギターロックど真ん中で人気が出るのもうなずけるなあ。でもちゃんとしっかり歌の芯がある」

古迫 「声良いっすよねえ……最近には珍しい、男らしい声」

― 最近、何かと声高いの多いもんねえ

須田 「そう。こういうサウンドだと、特に声高いのが乗りそうなんですけど、凄く野太いというか…良い声ですね!」

Turntable Films

倉坂 「ここも、天の声の人が声をかけてくれて…!」

― ボーカルが同い年なんですけど、単純にコイツ天才だな!と思って

倉坂 「Turntable Filmsもミュージシャンズ・ミュージシャン枠なところもありますよね?」

― ギターうまいし、日本人らしからぬ…色んな曲を書くし、ライブは勿論かっこいいし、すげえなこいつら!ってのが基本で。とりあえずいろんな人に見て欲しい、すごくいいバンド!

須田 「今回のMISOJI CALLINGに『Turntable Films出演!』って発表した時に、普段はインディーポップを聴くような…まあ、いわゆる”通”な方々がぶわっと一斉に大きく反応してて。タンテきた……!って」

倉坂 「…というか、僕ら主催側も『え!?本当に出てくれるんや!?』って、一番びっくりしたとこで(笑)」

須田 「最近ではアジカンのゴッチさんのソロの時のバンドってイメージがあるのかな?」

― そうそう。ゴッチさんのソロライブの時のバンドに、Turntable Filmsのボーカルがギターで参加しててバンマス的役割もこなして。なんせギターが巧い!

倉坂 「ちなみにアジカンの後藤さんのソロは僕もアナログで買いました!」

須田 「ベースのメンバーの方がSuperfriendsにも参加されてるんで、そのあたりもセットで見れるのが嬉しいところですよね?」

― あとは、fulaも一緒に見て欲しいなー!

古迫 「名前だけよく耳にしてたんで…曲を聴いたんですけど、職人ですよね。自分には絶対できない!…て思って。発想がすごい」

倉坂 「僕、もうこの対談でも何度も言ってますけど、最近は”暑苦しい邦ロックおじさん”と思われてるかもだけど、一番好きなのはベルセバとか…あのラインのギターポップなんで(笑)Turntable Filmsの曲を聴くと、すごい、ああー!キュンキュンする!ミナホで見た、ライブがすごい良かった」

― 若いお客さんにも見て欲しいかなあ。自主企画やツーマンが多いので、意外と見れる機会が少ない

須田 「アジカン~ゴッチさん繋がりでも良いから、とにかく興味を持ってほしいですね。そっからNOWEARMANも!」

― その時間帯だけゴッチ来ないかな?ぐらいの(笑) リズム隊もすごく巧いんで、必見!

HOLIDAYS OF SEVENTEEN

須田 「ここ最近の僕らの活動を見てたら『来るだろ!?』って感じはあったんでしょうけど…それでもHOLIDAYS OF SEVENTEENの出演発表をした時は、やっぱり盛り上がった!」

倉坂 「良い感じにバレてて、良い感じに盛り上がったよね!(笑)」

須田 「日本のパワーポップの大先輩です。学生の時にネットサーフィンしてて『こんなバンド日本におるんや!この曲もうOZMAやん!』とかって(笑)CDを買って聴くぐらい好きなバンドだったのが、最近、縁があって対バンすることになって」

倉坂 「はじめてナードマグネットとHOLIDAYS OF SEVENTEENが共演したのってDROPやんな?あの時の須田君のテンションの上がり方は今でも覚えてる!失礼ながら、あの頃、僕はあんまりHOLIDAYS OF SEVENTEENを知らなかったんだけど、須田君の盛り上がりようから、凄い事件なんだなあ…って」

― Weezerのトリビュートに入ってて、ちょうど大学生の時に買いました。僕もHOLIDAYS OF SEVENTEENのシングルも買ったもん(笑)

須田 「パワーポップならHOLIDAYS OF SEVENTEEN、エモだったらOCEANLANEとか…その時代です!それがもうここ1,2年で仲良くなれたのがもう信じられないというか…。こないだのHOLIDAYS OF SEVENTEENの東京の企画イベントにも呼んでもらったんですけど、一緒に出てたのがクアトロの人とか元シガベッツの人とかで。すごい中に僕らがいて」

― 自分の憧れてたバンドに企画呼ばれるっていうのは…

須田 「もうエモいっす」

古迫 「僕もお恥ずかしながら存在を知らなくて、聴いたのはHOLIDAYS OF SEVENTEENがナードマグネットと絡みだしてからですね。ナードマグネットが自主企画イベントにHOLIDAYS OF SEVENTEENを呼んでたじゃないですか?あのイベントは僕も見に行ってたんですけど…曲はもちろんいいんですが、ライブの盛り上げ方がバンドお手本みたいですごいワクワクさせてくれるというか。正直、自分が音楽やってると、他のバンドのライブ見てると冷静になっちゃったりするんですけど、そこをぶち壊してくれた!楽しい!」

須田 「本当にプロですよね、演奏もいいし。何より太郎さんの歌声が奇跡的!」

― うん。ずっと甘酸っぱい感がある

須田 「ずっと英詞でやってたんですが、最近は日本詞も取り入れたりしてて。『センパイやめてくださいよ、そこはウチがやるから…』って(笑)ナードマグネットが好きな人はHOLIDAYS OF SEVENTEEN、絶対気に入るんで是非!」

ザ・ラヂオカセッツ

倉坂 「一応、話の流れで僕から出演のお願いをしたんですが、もう主催3人全員で『呼びたい!』ってなったバンドで、僕もVoの山下さんの連絡先は知ってから、とりあえず駄目元で声はかけてみよう!って、で古迫君もぜひ出てもらいたい…!と。そして特に須田くんの熱が凄くって!そんななかで出演をお願いしたら快諾してくれました」

須田 「良い歌ものロックンロールバンドですね。何年か前に僕らサカエスプリングに出たんですけど、そんとき何の前知識もなくふらっと入った会場でザ・ラヂオカセッツが演ってて。”東京”という曲を聴いて『なんて良い曲や!』と!それで一気に好きになりました。彼らもすごい歌がドシッとくるバンドですね。コーラスもうまいし、ドラムがかっこいい…」

― タワレコのオーディションにも残ってたりしてましたね

倉坂 「実はそれよりもっと前、十三ファンダンゴでThe denkibranと対バンしてて。流石に覚えてくれてないかなあ…って思ってたら、後に挨拶をした時に”覚えてますよ!The denkibranの方ですよね”って…『なんて良い人たちなんだ!』と。当時で言うと大阪のバンドだとアウトロウズとかと仲良くしてたかな?間にandymoriのドラム岡山さんを入れるとイヌガヨとも繋がるし…」

古迫 「僕らもタワレコのオーディション前に対バンしましたね。神戸だったかな…関西ではまだ誰も知らないぐらいの頃に一緒に演って……僕らが関西だと見放題とかに出てたので、ちょっと憧れてくれたんですね(笑)だから、上から目線な感じでザ・ラヂオカセッツに『自分らええやん!』とか言ってたら、その後にタワレコのオーディションでドカーンと名前が売れて(笑)」

倉坂 「なんかすごく良い人達!って印象で…そんな人間性も曲にきちんと出てますよね」

古迫 「ザ・ラヂオカセッツのライブを見て、本当に僕も歌を頑張ろう!って思いました。すっごく歌を大切にしてるなあ…って、自分はここまで出来てないから、ちょっと意識変えられましたね」

― 歌ものが好きな人にこそ見て欲しいですね

倉坂 「僕らの界隈とはどことも被ってないから、もしかしたらザ・ラヂオカセッツをあんまり知らない人が今回のお客さんには多いかもしれないんですけど…そんな人にこそ絶対に見に来てほしい!」

須田 「めちゃめちゃライブがパワフルですよね!実はずっと対バンしたかった。僕は勝手に好きなだけなんで(笑) 何回かライブも見に行ってCDも持ってますし!けどなんか絡むタイミングがなかなかなかったんです」

倉坂 「今回の縁…話の流れで、Knaveでラヂカセ×ナードでツーマンとかやってほしい!」

イヌガヨ

倉坂 「イヌガヨは…僕の古い友達です。ハタチぐらいのときからお付き合いがあるんで…なんて言ったらいいだろう…すごいダメな人達です(笑)音楽はもちろんかっこいいんですけどね。でも今回は失礼ながら補欠枠です(笑)」

― え?イヌガヨが補欠って(笑)豪華すぎませんか?

倉坂 「MISOJI CALLINGというイベントをやります!って発表した時に、ありがたい話で”ウチも出してよ!”と、たくさんのバンドから自薦のお声を頂いたんですが、一応、開催の発表をした時点で、出演者は、もうある程度は出揃ってたので、もったいなかったんだけど全部お断りしたんですね」

― はい

倉坂 「でもね、イヌガヨのベースの岡部だけが、すごくしつこくて…(笑) 『お時間ないですか?一回、直接行っていいですか?』ってKnaveに来てくれたり、次は夜中に電話がかかってきたり、…で、またさらに次の日の夜中に電話かかってきたり(笑)ずーっとしつこくて(笑)そしたら、『対談も読みました!僕らが出るべきだと思いました!』って(笑) そこまで言うんなら出てくれよ!開幕一発目を華々しく飾ってくれよ、と」

須田 「パイセンなんで補欠とか恐ろしくて言えません……(笑)」

倉坂 「今回出てる出演者の中で、僕が一番エラそうに出来るのがもしかしたら若いバンドよりもイヌガヨかもしれない(笑)単純に友達として入ってるからね…。でも、バンド歴はは長いけど『今、頑張ってる”旬”なバンド』だと思います。ずっとライブはしてたけど、ここにきて今”現役感”を取り戻しつつはあるので」

須田 「僕らとか少し下のバンドマンからしたら、関西の頼れる兄貴分ってイメージなんですよ」

古迫 「バリバリ先輩なんでね」

― 三十路を推したイベントなのにそれより上が出てくるっていう(笑)

倉坂 「でも、僕よりは年下!」

須田 「堺の子らとかに話を聞いててもやっぱりヒーローなんですよね」

倉坂 「昔話にはなっちゃうんですけどKANA-BOON初期の頃に”ライブハウスってなんぞや?”っていうのをKANA-BOONに教えたくて、最初に対バンさせてかったバンドがイヌガヨでもあって…。実際に共演したらKANA-BOONのメンバーもイヌガヨかっこいい!ってなったので、最初にKANA-BOONがミナホ出た時は鮪と一緒にサンホールのイヌガヨのライブを見に行ったりもしました」

― ほー

倉坂 「でも本当にイヌガヨは頼りないんですよ(笑)!?でも、ライブはかっこいい。だからちょっとムカつくんです(笑)今の若いライブハウスによくいるお客さんって、もしかしたら彼らのこと知らないお客さんも増えてきてるかもだけど…でも本人達が一番ライブ見て欲しい!って思ってるのが、そこの客層だったりすると思うので…。そういうところもイベントの趣旨にも合ってたし…そういうわけで出演をお願いしました。エモ―ショナルなライブをお楽しみください!」

須田 「ボーカルのじゃっくさん、銀シャリの鰻くんに似てますよね」

― それ個人的にずっと思ってた!(笑)

倉坂 「最近、ライブではやってないけどThe denkibranにイヌライダーという曲があって、それはイヌガヨのベース岡部の歌です。彼は不器用な熱い男なんです」

古迫 「直接は絡めてないんですけど、憧れの先輩バンドの一つですね」

倉坂 「そんなイヌガヨに一発目を飾ってもらいます!ということで」

では最後に

― 紹介した24+主催3バンドで27バンド!ということで他の出演バンドの紹介も無事に終わったので、最後にみなさんの意気込みを…

倉坂 「主催バンドは誰ともかぶらない良い位置で、悠々とお客さんがたくさんいるところでライブをできる…と思てったら…僕らはそんなことなかった!(笑)というか、大人の事情でSOCORE FACTORYは早目に終わらないといけないということで。なんかThe denkibranはある意味で、一番頑張らないといけない時間帯の出演になっちゃた(笑)頑張ります!(笑)」

― イベント全体の意気込みとかじゃなくなってる!(笑)

倉坂 「いやいや、そりゃ出るからには…。だってねえ、一番かっこいいの僕たちって気持ちでやるつもりなんで。こんだけいろんなバンド紹介したけど、一番かっこいいのは僕たちなんで(笑)the denkibranを見に来てください!」

― 次、古迫氏!

古迫 「最近の僕のスタンスとしては、30になったので”おっさんなめんなよ!”って感じでやってるんです。でもMISOJI CALLINGに関しては、三十路って言うてますけど、誰よりもギラギラした若手のつもりで全てを喰ってしまおうと思ってるんで、頑張ります!イベントとしては、若い子の知らないようなかっこいい先輩たちもいっぱい出るんで、新しい出会いになって自分の音楽の幅を広げてもらったらなあと。これから先の生活のプラスになればいいかなと思います!」

須田 「我々は主催3バンドの中で一番年下ながら、僭越にも大トリを任させて頂けるということで。ウチのベース・前川知子さんが三十路メモリアルイヤーでフライヤーだ、なんだとデカデカ使って頂いてるんで、前川さんのためのイベントみたいなとこもあるんで(笑)バシッと締めさせてもらわないとなあと思ってます」

― はい。楽しみにしてます

須田 「けど何がつらいってね、この面子揃えて大トリってことは最後までお酒が飲めないんです!出番放棄して楽しいなあ~!ってやりたいんですがそこはセーブして気合い入れて頑張らないといけないんですけど(笑)…最近、ナードマグネットは若手バンドマンのモデルケースになりつつあるってよく言われるんです。それってよくよく聞けば、『やれ僕が社会人しながら本数こなしてるから』だとか…そういう話を終始されがちなんですけど、そんなことどうでもいいんです!食っていく道はなんぼでもあるので。そうじゃなくて僕らは、若い子らが陥りがちな”音楽的にも活動的にもテンプレ的になってしまう”部分を、違う戦い方もあるんやで!って示していきたいって考えてるんで…。そういうヒントになるようなライブが出来たらなあと思っております。頑張りまーす!」

倉坂 「結局は3バンド”俺ら頑張るから来てや!”って部分で終わるっていう(笑)」

― まあ面子的には一切言うことないんで、あとはもう来てください

倉坂 「さんざん1日仕切ってからの3バンドなんでボロボロになっちゃう可能性も……」

古迫 「ね!そうなるの怖いですよねー…」

― うん。そうなるとかっこ悪い!(笑) まあ、きっちりそれぞれライブで締めてくれるということで。最後おいしいお酒で乾杯できるように……!

一同 「頑張るぞ、オー!」

開催日 :2015年4月4日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon
時間 :開場開演12:00/12:30
前売 :3,000円(ドリンク代600円別途必要)

【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:57951)
●チケットぴあ (P:257-115)

他、南堀江knave / 北堀江club vijon、一部出演バンドの物販、手売りなどで販売中

※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります



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