ナードマグネット , craft rhythm temple & The denkibran presents MISOJI CALLING 2015

MISOJI CALLING 2015 特別対談2

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MISOJI CALLING 2015 特別対談2

インタビュー(2015/02/05)

MISOJI CALLING2015/ナードマグネット/ craft rhythm temple/ The denkibran/ ARKS/ the equal lights/ 河内REDS /さしすせそズ/ Superfriends/ NOWEARMAN/ phonon/ モルグモルマルモ /LINE wanna be Anchors/ lical/and more…!!特別対談の第2回は『MISOJI CALLING』に出演してくれるバンドの紹介。

各主催バンドが自信を持って「かっこ良くて本当に大好き!間違いない!」と出演をお願いしたバンドばかりなので、それぞれがそれぞれの言葉で、出演バンドを紹介してもらうのが一番お客さんに伝わるのではないだろうか…?と、今回の対談になりました。基本的に、そのバンドに出演をお願いした人がそのバンドを紹介する…というスタイルです。

今回は、実際に3人(+天の声の人)でYouTubeを使って楽曲を試聴しながらの座談会形式。主催3バンドの個性も反映されている、もう趣味丸出しの各出演バンドのお話をお楽しみください。これを読めば『MISOJI CALLING』を3倍楽しめるはず!では、どうぞ。

倉坂(The denkibran) 「では、本日は各出演バンドの見所をそれぞれが紹介していこう…という事で」

― はい。ナードマグネット、craft rhythm temple、The denkibarn の主催3バンドはまずは置いておいて…

古迫(craft rhythm temple) 「はい」

須田(ナードマグネット) 「それぞれが呼んだバンドを紹介する…っていう形ですよね?」

倉坂 「では、あいうえお順なんで…、まずはARKS…僕からですね」

image1-(1)

ARKS


倉坂 「ARKSは大阪堺のバンドですね。一応、KANA-BOONの後輩…というポジションになるのかな?すごく良いバンドなんですけど、とにかく不器用でずっと色々と上手く立ち回れない子達で…(笑)。でも最近は少しずつだけど今までの努力が形になりだしてきていて…」

― はい。SAKAI MEETINGに出演が決まったり、最近は露出度も上がってきてますよね?SAKAI MEETINGの出演者発表の時に一緒に発表されたのが、まさかの「ARKS、フラワーカンパニーズ、Ken Yokoyama…」っていうビックネームと一緒で…(笑)

古迫 「うわー、Ken Yokoyama…青春や!うらやましい!」

倉坂 「透明感のある女性ボーカルで曲はすごくポップなんですが、バックのリズム隊がすごくロック!っていう。元々、曲はすごく良かったんですけど、今までってライブになると正直その曲の良さをいまいち表現しきれていなかったんですよ。で、色々と遠回りしたり悩んだりしていた時期もあったんですが、最近は本当に演奏もちょっとずつだけどまとまってきていて、何よりも歌の表現力がすごくつきまして…。今、本当に『化ける直前』のところにいてるバンドなんですよ。だから本当に『今、ライブを見ておけよ!』って感じなんです。今、ライブを見ておいたら後で絶対に自慢できるから!たぶんね、来年ぐらいにはけっこう売れてるんじゃねーかな?って本当に思ってます」

須田 「最近、ずっとそれ言ってますよね(笑)?」

倉坂 「はい」

須田 「ARKSとみるきーうぇいは…!!って(笑)」

倉坂 「うん(笑)」

― …で、その後に思い出したように『河内REDS』も…って(笑)

倉坂 「はい(笑)まぁ、そんな感じですね…ちなみに、須田君も古迫君もARKSは知ってる?」

古迫 「はい。曲は知ってます」

須田 「はい。でもライブはガッツリ見た事はないので、すごく楽しみですね」

the equal lights


古迫 「the equal lightsは僕ですね」

倉坂 「須田君、the equal lightsは知ってる?」

須田 「見た事ないんですよ…」

古迫 「あの…craft rhythm templeが声をかけたんですけど…実はthe equal lightsとは、今回、僕らが呼んだバンドの中では一番面識がないんですよ」

須田 「若いんですよね?たしか…」

古迫 「うん。以前に見放題でThe denkibranと一緒に『あそこにない音楽』っていう無料配布コンピを作ったんですけど、そこに参加してもらって、そこで、はじめて僕も音源を聴いたんですね。いわゆる『オシャレロック』って言われそうな音だと思うんですけど…実はね、関西にそういうバンドって意外にいてなくて…」

倉坂 「うん。少ないかもね」

須田 「おしゃれコードでカッティング…みたいな?」

古迫 「うん。そうですそうです。craft rhythm templeが表現したい事と近い事をやろうとしているバンドが意外にいなくて…まぁ、ずっとそういうバンドがいないかな?と探していたんですけど、そんな時に『あそこにない音楽』ではじめてthe equal lightsの曲を聴いて『あ、こんな近くにこんなバンドがいたんだ!?』となって…」

― はい

古迫 「あの…簡単に言うと、こういう機会に絡みたい(笑)」

一同 笑

倉坂 「仲良くしてください!と(笑)」

古迫 「はい(笑)そういう気持ちを込めて呼びました」

倉坂「the equal lightsって、すごく評判も良いよね?」

古迫 「うん。評判良いですよね」

倉坂 「僕はライブ好きの女の子のお客さんから『the equal lightsってすごく良いバンドがいて』…って先に情報が入ってきたから…」

― ボーカルの声も良いし、ライブもすごくしっかりしてますし、これからどうなっていくか楽しみなバンドですよね

倉坂 「うん。末恐ろしい…って感じですよね」

河内REDS

倉坂 「じゃ、僕つづきます。河内REDS!さっき『思い出したように…』って言ってましたが…うん。河内REDSはね…正直まだ隠しておきたいというか…まだ温存しておきたいんですがね(笑)」

― まだあんまり世に出したくない(笑)?

倉坂 「いや…どっかのタイミングではもちろん出なきゃ駄目なんですけど…。えっとですね河内REDSはストリートライブを今、積極的にやってまして…ちなみに僕の年越しは河内REDSの年越しストリートライブだったんですけど…(笑)」

― 笑

倉坂 「今時ね、本気のバンドセットでストリートライブを本気でやる…って、かっこいいなって思うんです。例えば、ライブハウスのブッキングイベントでね、似たようなジャンルのバンドをなんとなく集められて、そこで何も考えないライブのスケジュールだけをこなしてるだけのバンドに対してのアンチテーゼというか…『俺達は自分の演奏する場所ぐらいは、自分の意思で決める!』みたいな心意気を感じるんです。ストリートライブがただの『にぎやかし』じゃない感じというか。ちなみに、僕の周りにいるバンドで、僕が本当の意味でパンクスピリットを感じるバンドって、河内REDSとナードマグネットなんで(笑)」

須田 「笑」

倉坂 「とは言いつつ…えっと…河内REDSはYouTubeにまともな動画がないので…紹介しずらいんですが…(笑)」

古迫 「あ…ないんや…(笑)PVとか作って欲しいなぁ!」

― これ、アメ村…ミナミホイールの時かな?こんな動画しか今はないんや(笑)!?

倉坂 「うん。あんまり参考にはならないんだけど(笑)。これ、ふざけてる風に見えるかもだけど、すごく音楽に対しては真面目なんでね。演奏も見るたびにきちんと上手くなってるし。」

古迫 「実はキャッチーですもんね」

倉坂 「そうそう!そこはたぶんすごく意識的にやってるはず」

須田 「僕、好きですよ」

倉坂 「河内REDSはね、もっとみんな注目したらいいのにな…と思う。彼らのやる事って最近は特に、絶対にいつも楽しいから。バンドの活動としては、アンダーグラウンドな方に偏りすぎないで、人気がある方も…というかオーバーグラウンドな方で色々と引っ掻き回して欲しいです。大好きなバンドです!!」


※その後、MVが完成しました

さしすせそズ


倉坂 「また僕ですね、今回はこれで僕は最後かな…。さしすせそズ!」

須田 「さしすせそズは…名前はよく聴くけど、ライブをガッツリ見た事はまだなくて…」

倉坂 「うん、バンドとしては、正直『まだ、これから』…って部分も多いかもしれないんですが、すごく彼らは野心があるというか…すごく先を見据えてきちんと活動してるイメージなんで、先がすごく楽しみなバンドさんでして」

― はい

倉坂 「僕は彼らのこっち系の曲(どす恋物語~あなたの笑顔にごっつぁんです~)も好きなんですけど、さしすせそズの真骨頂はミドルテンポの胸キュンバラードだと思っていて」

― はい

倉坂 「出会いはですね、KANA-BOONとコンテンポラリーな生活の2マンライブを見に行った時に、出口で無料音源を配っていたんですね。それで曲を聴いて”22ちゃい”という曲がすごく好きな感じだったので、すぐに僕からメールしたんです。はい」

倉坂 「”バンドメン”っていう曲とかすごく好きなんです。ある意味ベタというか…きちんと王道の良いメロディの曲をやってくれてるイメージでね…僕的には、さしすせそズも河内REDSと似てるとこがあって、あんまり知らない人からは”ふざけた曲をやってるバンド”とか思われてるかもだけど、きちんと良い曲を作ってやってるバンドなんです」

古迫 「さしすせそズって…お客さんの中できちんと『一番のバンド』になってますよね?」

倉坂 「うん、うん」

古迫 「例えば、共演が誰であっても、さしすせそズが出るんならライブハウスに、さしすせそズを見に行く!…みたいな」

倉坂 「うん、最近、そういうバンドってめずらしいよね?」

古迫 「若いバンドで、そんな風になれてるバンドってあんまりいてないですよね。そこが特にすごいな!と思います」

倉坂 「うん、最近、彼らが騒がれだしたきっかけって、もしかしたらキュウソネコカミのセイヤ君のラジオ番組がきっかけかもしれないけど、『俺達、本気でバンドやってるねん!』っていうのがきちんとお客さんに伝わっていっての今の状況だとは思うので、これはやっぱりバンドの自力だと思う」

古迫 「お客さんが(目がハートで)こんな感じですもんね」

倉坂 「実動員もついてきてるし、バンドとしても確実にパワーアップしてはいってるけど、まだいわゆる”真ん中”からは無視されちゃってるバンドな気もするので、この辺りで『わからせてやれよ!がんばれよ!』みたいに応援してあげたいバンドですね」

― (バンドメンのMVを見ながら)ノエル・ギャラガー…これ、使ってもいいの(笑)?

倉坂 「知らん!これも大好きな曲です。」

Superfriends

https://soundcloud.com/superfriends2/million-miles-apart-2014-12-01-259

倉坂 「ここから須田君コーナー!」

須田 「Superfriendsはですね、京都の…京大生なんですよね」

― かしこい!

須田 「そう、かしこい人達(笑)で、前は京都で活動していたバンドなんですけど、そもそも”Superfriends”っていうのがね、weezerの未発表曲で”Superfriend”っていうのがあって…」

一同 へー

須田 「それからきてるんですね。だから、要は僕のソウルメイト(笑)!」

一同 笑

須田 「出発点はweezerとかみたいな…パワーポップではあるんですけど、Vocalのシオバラ君というのが、ものすごい”音楽おたく”で…本当にとんでもない音楽知識に裏づけされた…職人芸みたいなポップソングをバンバン作るんですよ。さっきも”胸キュン”って言葉が出ましたけど、胸キュン度合いで言ったら、今回のMISOJI CALLING、No.1じゃないかな?って」

倉坂 「曲、ぱっと聴いた印象だけど、今の洋楽、US、UKインディー系のバンドを好きそうな若い子にもきちんと届きそうな曲ですよね?」

須田 「はい、全然いけますね!」

倉坂 「Teenage Fanclubとかの雰囲気もありますね。元々、僕はこういうバンドやりたかったんですけどね…若い頃は洋楽になりたかったので。…なんか、Superfriendsがミュージシャンズミュージシャンなのは、告知を解禁した時のバンドマン達の反応でわかったよね、え?みんな、めっちゃ好きやん!?みたいな(笑)」

― はい、一部の熱狂どあいが…(笑)

須田 「で、元々は京都だったんですが、シオバラ君が仕事の関係で今は群馬に住んでいまして、ドラムの前田さんと結婚されて…今は群馬で…」

古迫 「へー」

須田 「今は群馬で生活もしながら、マイペースにSoundcloudに曲を上げたりしてるんですよ」

古迫 「あ、なんか、いいですね!」

須田 「だから、なんとか来てくれ!ってお願いして…待望の来阪!!」

倉坂 「(曲を聴きながら)これ、アナログレコードで欲しいですね!」

須田 「ナードマグネットを好きなら人だったら、わかってもらえる通じる部分は絶対にあるので、Superfriendsには出会って欲しい!…昔、ナードマグネットとSuperfriendsでパラダイスで2マンしたりしたんですよ。weezerの曲を1曲ずつカヴァーしあったりして」

一同 へーー!!

須田 「もう、Superfriendsが来るっていうのは、ポップマニアには”事件”なんです!!」

― 須田君の熱の入り方がすごい(笑)

須田 「うん、これはマストです!!」

NOWEARMAN


須田 「NOWEARMAN…ここも僕ですね」

倉坂 「ここも話題になってるバンドですよね」

― アジカンのゴッチさんのプロデュースで全国流通盤を出しーの…ROCKIN’ON JAPANのイベントに出演しーの…

古迫 「へー!そうなんですね!」

須田 「ナードマグネットが東京でライブをした時に共演させてもらったんですけど…、めちゃくちゃかっこよくて!ちょっと聴いて欲しいんですけど…あのね、もうニューヨークのバンドですね!」

倉坂 「(曲を聴いて)あ、ほんまや、ニューヨークやね(笑)!」

須田 「日本でこんな音を出すバンドいるか!?って…でも、歌詞は全部、日本語なんですよ。もう最小限の音数で…ドラムもシンプルで…ライブを見て一目ぼれしました。うん…The Strokesが…古くはVelvet Undergroundの流れの…ニューヨークの…」

倉坂 「あの感じですね!」

須田 「今、それを日本でやってる!そこにきっとアジカンのゴッチさんも、ほれたんでしょうけど…。潔い、引き算の美学というか…、なんか、歌の後ろでコードを弾きたくないみたいな美学があるらしくて、基本、単音フレーズで…」

一同 ほー

須田 「うん、これは今の関西のバンドシーンの若い子達には衝撃を与えられるんじゃないかな?って。こんだバンド見たことない!?って」

― はい、確かに若いバンドマンには特に見て欲しいかもですね

倉坂 「かっこいいね。そういや、うちのDrゲバルが『どこか呼びたいバンドいる?』って聞いたら、一番最初に『NOWEARMAN!』って言ってた。ナードマグネットが声かけてくれた、出演決まったよ!って言ったら、一番喜んでた(笑)」

phonon


古迫 「phononは僕ですね。Superfriends~NOWEARMANと聴いてて思ったんですけど、ナードマグネットって今回は”洋楽的な要素”の強いバンドを誘ってるじゃんですか?それと間逆で、僕らって今回はいわゆる”邦楽”的なバンドに声をかけてるな…って、ふと思ったんですね。phononもそうで…」

― はい

古迫 「名古屋の…おしゃれバンド代表!!」

一同 笑

― さっきは大阪の”おしゃれバンド”で、今度は名古屋の”おしゃれバンド”(笑)!?

古迫 「はい、名古屋のおしゃれバンド!…まぁ、本当に優秀な若手バンドというか…バンドの活動の仕方ひとつとっても…僕は彼らよりかなり歳上ではあるんですけど、phononを見てると勉強になる事もいっぱいあるし、もちろん音楽的な面でも…3ピースなんですけど…3人でこういう音楽をやるには、やっぱり何かしら工夫って絶対にいるんですよ」

倉坂 「はい、はい」

古迫 「そういうところまでわかって、ちゃんと曲を作ってるな…って。若手のバンドって、そういうのわからずにやってるバンドも多いんですが…」

倉坂 「うん。勢い任せみたいなね…?」

古迫 「しっかり一音一音まで追求して曲を作ってるんだろうな?っていうのがすぐわかる。ライブもすごく良いですし…、曲はもちろんかっこいいんですけど、”かっこ良く魅せる”のもすごく上手いんですよ…魅せ方が…メジャーバンドやん!?って思いました(笑)なんか、若いのに知りつくしてる感じがしました」

一同 へー

古迫 「うん、もう尊敬してますね。人間的にも全然、気取ってないんですよね。すごく人見知りで…京都ではじめてphononと共演した時に…ほとんど話もできなかったんだけど、帰り際にすごくモジモジしながら、『これ聴いてください…』って音源をくれたんです(笑)」

古迫 「ラブレター渡すみたいでした(笑)そういうところの人間性も含めて良いバンドです(笑)」

倉坂 「最近、名前もよく聞くもんね?」

須田 「うん、聞きますね!」

モルグモルマルモ

須田 「モルグモルマルモ!」

― お?須田君だけど今回は洋楽風じゃない(笑)!?

倉坂 「いや!とは言え…!」

須田 「うん。とは言え。僕はモルグモルマルモを”京都のXTC”だと思ってるんで」

倉坂 「うん。アンディ・パートリッジ!えっと…この前、大阪城ホールにユニコーンを見に行った時にモルグモルマルモのメンバーさん達と会いました。”お久しぶりです!”って(笑)」

須田 「今回、モルグモルマルモにMISOJI CALLINGへの出演をオファーしたら『ひとつだけ条件がある』と言われて…」

― はい

須田 「『Superfriendsのライブは絶対に見たいから、そことタイムテーブルは被らせるな!』って(笑)」

一同 笑

須田 「『だったら出る!』って(笑)…そんな素敵条件を提示してきたんです。やっぱり、モルグも京都のバンドなんでSuperfriendsはね…。で、藤谷さんもめちゃくちゃ音楽マニア!この人も職人ですよね。本当に尊敬してます!曲が面白いですよね。コード進行とか曲展開とか言葉遊びとか…」

倉坂 「実は僕、ドラムのフッカンと古い付き合いというか…ちょっと古くからの知り合いだったりはします。」

古迫 「あ、そうなんですね」

須田 「ポップマニアなんですけど…すごくシュールな世界観を押し出す事で、キャッチーな面を出しているというか…。もう嫌でもサビを覚えちゃうようなキャッチーさ。マニアックなんだけど、すごくポップでキャッチー…というか、一般層にも引っかかるような曲なんですよね。大好きです」

倉坂 「うん。まさに京都のXTC(笑)」

― 古迫君はモルグモルマルモと面識ある?

古迫 「あります。あの…すごいセンスあるよなぁ…って思います。ライブに関しては…」

― ライブは、すごく自由よね(笑)?

古迫 「はい。実はcraft rhythm templeはじめたての頃に対バンしてるんですよ。ハードレインで。」

一同 はい

古迫 「その時はね…意味がわからなかった(笑)!!」

一同 笑

― 今とはまた違った感じ?

古迫 「はい。今とはまた違った感じで…、あの頃はたぶん…思いついた事を全部、曲に入れてたんじゃないんですかね(笑)?」

一同 笑

倉坂 「もう、ゴチャゴチャ(笑)?」

須田 「それ、たぶん洗練されてくる前ですよね…(笑)」

倉坂 「まあ、XTCも最初はパンクバンドでしたしね…、モルグもきっと…(笑)」

古迫 「もう、どこで曲が終わったかもわからなかった…(笑)なんなんだろう?この人達は?って思ってたら(笑)そうしたら、数年後にすごく名前を聞くようになって、曲も聴いてみたらすごくキャッチーにもなってて」

須田 「僕らは本当に大好きで、ナードマグネットの自主企画にも出てもらったり。みんなキャラもたってますしね。ギターもイ・ビョンホンみたいやしね…(笑)」

LINE wanna be Anchors


古迫 「LINE wanna be Anchorsは、もう付き合い長いですね…僕は」

倉坂 「最近、注目度も上がってますよね?」

古迫 「はい。注目されてますよね」

須田 「ナードマグネットとLINE wanna be Anchorsと…関西のタワレコのコンピCDに一緒に入ってるんですよね。最初に紹介したARKSとかも」

古迫 「今時の…オルタナというか、いわゆる”残響系”みたいなのが好きな子が好きなんじゃないかな?と思うんですけど…。曲を聴いたらわかると思うんですけど、メロディがすごくキャッチーなんですよ。そういうオルタナなアプローチの音のバンドなのにメロディがすごく良くて、そこが他のバンドと違うところというか…。僕はすごく好きで、昔から『良いバンドだなぁ』と思ってて」

須田 「日本のバンド的な…丁寧なメロディというか。例えば、GRAPEVINEとか椿屋四重奏とか…あの流れのイメージ。歌心があって色気がある」

一同 「うん、うん」

古迫 「あの…ライブですごくかっこつけるんですけど(笑)すごく不器用な子達なので、いまいち、かっこつけきれてないところが…僕は人間臭くてすごく大好きで(笑)」

倉坂 「不器用なバンド、好きっす」

古迫 「さかのぼると、LINE wanna be Anchorsがcraft rhythm templeの事をすごく好きって言ってくれていて、大学でcraft rhythm templeのコピーバンドとかをしてくれていたらしくて…」

― へー!!すごい!

古迫 「昔、センスはすごくあったんだけど、まだ全然だった頃から『なんとかしてやりたいな!こいつら…!』とはずっと思ってたんです。まあ、今ではすっかり立場が逆転しちゃいましたけど(笑)」

倉坂 「うん。LINE wanna be Anchors、MISOJI CALLINGをなんとかしてくれ(笑)!」

古迫 「はい。今はLINE wanna be Anchorsに『僕らの事をなんとかしてください』っていう気持ちで今回は呼びました(笑)」

― なんだか今回はそんなのばかりですね(笑)the equal lightsには『仲良くなろう!』、LINE wanna be Anchorsには『助けて!』…(笑)

須田 「僕もLINE wanna be Anchors好きですよ。良いバンドですよね。」

古迫 「良いバンドになりましたよね。本当に全然だった頃から知ってるから…」

倉坂 「それは思い入れもひとしおやね。楽しみ!!」

lical

倉坂 「今日の最後のバンドはlical!」

須田 「これは…(天の声)さん枠ですよね?」

― licalは、まだバンド暦がそんなに長いわけでもなくて…、全員高2で…

須田 「え!?高2!?…でも、ホームページもすごくちゃんとしてる!オシャレなホームページや!すごい!」

― 最近、PVも撮りまして

古迫 「17歳でしたっけ!?」

― はい。Vo&GtとBaが女の子で、GtとDrが男の子です。単純に若いから…とかは関係なくて、ライブなんかを見ていても、この子達はこれからもっと伸びるんだろうな!?っていう期待感があって…。同時に、この歳でこれだけ演奏できたりしちゃうと、あっちこっちで色んな大人からチヤホヤされてるような未来も見えちゃうので…

倉坂 「はいはい」

須田 「先に囲い込んじゃおう!と??(笑)」

― いやいや(笑)そうじゃなくて。大きなお世話かもしれないんですが、今のうちに、もっと良いバンドや上手いバンドといっぱい共演して、叩きのめされて欲しい!っていう意図もあって、今回のMISOJI CALLINGに出て欲しいかな?と思いました

倉坂 「なるほどなるほど。『お前達、”お山の大将”で終わるなよ!?』と」

― はい。まさに

倉坂 「…というのを”お山の大将”が集まって開催するイベントで見せつける!っていう図式ですね(笑)」

一同 笑

― 色んなジャンルの出演者もいてるので、この子達に色んなアドバイスも上げて欲しいな…という、ある種の親心的なのもあったりで…

倉坂 「今の若い子が、今の感覚でやってる、こういうプログレッシブな音楽って…、聴いてて逆に僕が『勉強させてもらってます!』って感覚になるので、僕からは特に教える事は何もない(笑)!」

須田 「これ、売れそうやなぁ!」

倉坂 「僕の17歳の頃なんて…」

古迫 「あ、僕、ちょうどBassはじめた頃です…」

倉坂 「僕、文化祭であんまり知らない、BUCK-TICKのコピーしてた(笑)」

須田 「僕はL’Arc〜en〜Ciel…」

古迫 「Hi-STANDARDですね!!」

― BLANKEY JET CITYをやってました(笑)

image6

 

…などと、主催者一同でわきあいあいとしつつ、対談は次回に続きます

開催日 :2015年4月4日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon
時間 :開場開演12:00/12:30
前売 :3,000円(ドリンク代600円別途必要)

【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:57951)
●チケットぴあ (P:257-115)

他、南堀江knave / 北堀江club vijon、一部出演バンドの物販、手売りなどで販売中

※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります



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